ガソリン税(揮発油税)について

masa-en2008-01-19

通常国会というのが始まりました。
今回の焦点は、何と言っても「ガソリン税問題」だそうです。
1リットル当り25円課されている
暫定処置としての税金を継続するかどうかという問題です。
ここにきて、自民党は「環境保護」を
前面に出し始めました。
「これはおかしい」と思わずにいられません。
ガゾリン税と環境問題は、
全く別の問題として扱われるべきだと考えるからです。
(そもそも、この暫定処置は「環境保護」を
目的にした物ではありませんでした。)
自民党は次のように言っています。
「ガソリンをどうぞたくさん使って下さい、
というようなガソリン値下げには反対です。」
これこそ、国民をバカにした発言ではないでしょうか?
ガソリンが高かろうと安かろうと、
無駄に使いたくないというのは当たり前の話です。
(安いから、どんどん、無駄に使ってやろうと
考えるものでしょうか?)
環境保護」の問題は、そもそも次元の違う話であって、
ガソリン税とは全く無縁の話です。
(まさに「問題のすりかえ」と言わざるをえません。)
「環境」に関心を持つ人達にとって、
こうした論法は「あきれた話」の一つでしかありません。
税金を課すことよって、「環境保護」につなげたいなら、
自動車は冷暖房器機に重税を課してもいいはずです。
いたずらにガソリンの価格を上げて、
環境を保護しようなんて、まさに「稚拙」そのものの政策です。
こんなに憤りを感じたのは、久しぶりのことです。
本心から、とても悲しくなりました。
自民党さん、本当にこれじゃ
「貧すりゃ鈍す」なんじゃないの?
(「本末転倒」・「問題点のすりかえ」の最たる物です。)
(表現が悪ければ、ごめんなさい。)
(謝ります。)
それにしても、つくづく納得がいかないなぁ〜。