柳家喬太郎は最高!

masa-en2007-02-21

最近は「落語」がブームと言われている。
実は、僕の中でも、この落語がマイブームになりつつある。
それは、以前は若手だった噺家達がベテランになり
全体に芸風が変わってきたことも要因の一つだろう。
(昔の演者は、年寄りばかりだったように感じる。)
(そういう意味では「古臭い」印象だった。)
(逆に言えば、自分も年を重ね、師匠達と同年代になってきた
こともあるのだろう。)
自分の年はともかく、最近活躍している落語家には、比較的若くて
なおかつおもしろい人が多いと感じる。
(かつては「若手の注目株」だった人達が、順調に芸を磨いてきたのだろう。)
確かに、今の日本の落語は活気があるし、実におもしろい。
そして、その代表選手として挙げたいのは
真打ちの柳家喬太郎師匠だ。
彼は実力もあるし、とてもおもしろいと思う。
本当に最高だ。
同じ横浜出身と言うことで身近に感じるという点もあるが、
ついつい噺に引き込まれるし、また、いろいろ聞きたいとつい思ってしまう。
しっかりとした基礎ができているのが特徴だろう。
なおかつ「遊び」の部分をうまく散りばめているから、噺にメリハリがある。
「新作」がおもしろい。
落語というのは、本当にシンプルな伝統芸だが、
これまで絶えずに続いてきたことからわかるように、
実に奥が深いなぁと感じる。
これからも柳家喬太郎を追っかけていきながら、
一層幅広く、落語をマイブームとして行きたい物だ。