中田英寿選手が現役引退！

Ｗ杯では、侍ジャパンが予選リーグで敗退しました。
最近では、今回の結果は、実力から言えば順当で、
本大会に出れただけでもラッキーだったと言う意見が強くなってきました。
そんな中での、突然の引退報道です。
確かに２９才というヒデの若さから見て
今回の引退は異例と言われます。
でも、中田自身は、そもそも前例のない選手なのですから、
そうも判断できないのかもしれません。
まだまだやれる、という声もありますが、
その時期にあえて、という、中田の美学が
そこにはあるような気がします。
(余裕があるうちにやめていく、という奴でしょうか？)
(いや、もう、とっくに体力的な面とか限界を迎えていることを、
本人が自覚していたのかもしれません。)
(これは、本人しかわからないことです。)
いずれにしても、とてもカッコよかったです。
一つの旅が終わったと表現するあたりに、
カッコつけすぎだぜというやっかみを感じる位です。
プロのサッカー選手としてプレーすることだけが、
サッカーへの関わり方ではないと、つくづく思いますし、
別の意味で、また新しい働きをして欲しいものです。
それに、彼なら、どんな世界でも、充分にこなせると思います。
(ビジネス界でも、トップになれるでしょう。)
「サッカー馬鹿」と言うか、
それでしか生きられない、
そんな美学を持つ選手もいるかと思います。
そう言う意味では、中田は、
それと相反する存在と言えます。
３９才で現役に固執する「カズ」と比較されることがあります。
でも、プレースタイルも考え方も
まるで違う２人を同一視すること自体、ナンセンスなことなのでしょう。
中田選手の、別のフィールドにおける
今後の活躍に期待です。