青森の自然(2)

masa-en2005-07-26

昨日に続き、自然論です。
青森の自然、本当にいいと思います。
でも、県外から来た自分は
こんなに感動しているのに、
子供の頃から慣れ親しんでいる地元の人にとっては、
普通のこと(当たり前のこと)なんですね。
(それはそれで幸せなことです。)
何気なく見る
夕暮れの空の色の素晴らしさや、
八甲田山の山稜に感激する気持ち
きっと、転入者もしくは観光客にしか
わからないものだろうなと思います。
(地元の方よりも、県外の人の方が、より一層感動すると思います。)
しかし、観光客は、ほんの一瞬の青森しか知ることができません。
(移動に精一杯で、ゆっくりと景色を楽しむ余裕もないかもしれませんから。)
だから、我々、転入者こそが、日々移り変わる青森の懐深い自然を、
思う存分楽しめるのだと思います。
(そういう意味では幸せ者なのかな?)
(恵まれているよなぁ〜。)
「自然」と「暮らし」
これらがうまく溶け合ってこそ
素敵なコミュニティーが生まれます。
そういう意味で、青森は素晴らしいと、尚更思うのです。
景色の雄大さだけを追求するのであれば
他にもいくらでも、見応えのある所は一杯あるでしょう。
だけど、青森には、それらには負けない背景があって
それが青森のアイデンティティなのです。
太宰治寺山修司を産んだ青森。
日本でゴッホを目指した棟方志功青森県人でした。
芸術的なインスピレーションも、この青森には
多く発生しているということなのでしょう。
なんだか、益々、青森が好きになっています。