北海道東京会議報告

月に一度開催されている
北海道東京会議のセミナーに参加しました。(5/26)
今回のゲストスピーカーは、
昭和女子大の副学長をお務めの坂東真理子さん。
(場所は北海道新聞東京支社の会議室でした。)
高級官僚として、内閣府をはじめ、領事等
重要なポストを歴任された
素晴らしく頭のいい先生です。
それでありながら、大変、気さくな雰囲気で
欧米と日本との違い、特に、海外から捉えた日本・日本人等
とても興味ある話を伺うことでできました。
外国には、日本人以上に日本の文化や歴史を研究し
熟知している方が意外と多くいらっしゃるそうです。
(世界は広い。)
同じ日本人として、自分はどこまで日本文化を語れるのか
こう考えると、実に深い、自戒の念に襲われました。
(上っぺらしか知らないのではないのだろうか?)
また、海外だから、国内だからという枠にとらわれずに
真に美しい物、感度の高い物に触れる、
そして、そこから何かを学び取り、自分を磨くことが大切だとも思いました。
会社では「業績第一」「株主への地益還元」「企業価値の引き上げ」
といったことが、全て何よりも優先され、組織が機能しています。
だからと言って、100%その動きに、全人生(プライベートも含めて)を
捧げてしまうことは、本当にナンセンスと言えます。
定年を迎えた時に「燃え尽き症候群」になることは必至でしよう。
常に、自分という物を持ちながら、
バランス感覚を持ってコトに当たることが何にも増して大事だ
そんなことも改めて感じさせられた、大変有意義なセミナーでありました。